システム手帳、欲しい欲しい言いながらそこそこの値段がすること、そこそこの値段がするからこそ本当に使うのか?という自分への信頼のなさからなかなか買えずにいたわけですが、それなら安く上がるし自作すっか〜!と作ってみました。
また作るかもしれないので作り方とか寸法とか、自分用メモ。今回作ったのはM6サイズです。
主に参考にさせて頂いたのはこちらの記事です。
https://note.com/kadonomaiko/n/n759544fdfd49?sub_rt=share_b
材料と道具
革(ハンズ)
シスム手帳用の金具(ハンズ)
トコフィニッシュ(ユザワヤ)
大きいカッター(セリア)
カッターマット(家にあった)
革に穴あけるパンチ(家にあった)
革はハギレとして売ってたのでわりと安かったです。汚れとかスレとかもあったけど大きさはM6とM5をひとつずつ作れるくらいはある。結構色々あったのでハンズ行ったときはチェックしてよさそうなの買っておこうかなー。
リングもハンズで購入。種類はこれくらいしかなかったので次作るときは通販かなあ。
まずはサイズ決め。横幅余裕があったほうがいいかなーとか適当に考えながらリングとリフィルのサイズを確認してそれより大きめに適当に紙を切ってリングと合わせて大体このくらいかな〜で寸法決めました。一応市販の手帳のサイズを見たりしたけど最終的にはフィーリングです。
↑適当すぎる設計図
縦150mm×横250mm
上の図、ミリとセンチが入り交じって間違えてることに今気づいた。
厚紙で型紙作ってそれに合わせて鉛筆で無理やり線引いて定規あててカッターで切りました。思ったよりすんなり切れてビックリ。あ、革の厚みは2mmです。
角は丸くしました。最初かどまるで丸くできないかと思ったけど流石にこの厚みは無理だった。かどまるで厚紙切ってそれになんとなく沿ってカッターで切りました。参考にしたブログ等によるとたぶん彫刻刀のがいい。若干ガタガタだったので紙ヤスリをかけてみました。心なしか綺麗になったような気がします。
次は革の裏側のケバケバした部分の処理。これをやらないとポロポロするのと、やったほうが長持ちするらしい。要は水で溶いた薄いボンドを塗ってるようなかんじっぽい、たぶん。
ヘラで塗ると書いてあったけどなかったのでプラスプーンで塗るとみせかけて、内蓋でほぼ塗りました。内蓋についていたのをそのまま塗った。端っこのほうとかはスプーン使ったけど。革の表面にはつけないようにしたほうがいいらしい。あとコバ(革の切った面)にも塗るだけ塗った。
塗り終わったら専用のガラスの道具で磨くんだけどないので瓶の底でやりました。まあ…ムラも味だから…。
乾くのを待つ間にリングガード作り。リングが革の内側に当たって跡がついちゃうのでそれの防止用です。
色んな形があるみたいなんだけどリングひとつひとつに穴をあけるタイプにしました。厚紙に穴あけて試してやったくせに閉じた状態を確認するのを忘れて突っ張っちゃったので穴を横に拡張しました。雑。
サイズは、縦125mm×横55mm
穴の位置は中央から5mm〜10mmの間に5mmの穴でちょうどいいと思います。
乾いたのでリングを取り付ける穴をあけます。穴をあける道具は100円ショップでトンカチでガンガンやって空けるタイプのも売ってるのでそれでも大丈夫です。なお刃が劣化してて全然穴あけられなくて父にやって貰いました。次やるときは新しい刃を買おう。
位置はリング当てながら確認したほうがいいけど今回は端から20mmの位置にあけました。
リングはネジ式なので簡単取り付けです。勿論外すこともできます。
で、できた〜!!!
え?かわいくない???わりと上手にできてない????(写真によって色味がだいぶ違って見えますけどグレーです)
M6のリフィル持ってなかったので自作したやつを入れました。左が基本サイズ、右がRHODIAのメモ帳に穴あけてそのまま入れたやつ。手帳の横が広めなので横切らなくても入った!
あとはディバイダー作ろ〜なんかかわいい紙とか厚紙なんかあったかな〜?と探したらちょうどいいのがありました。
これ、ちょっと厚めのフィルムなんですよ…。ブロマイドサイズなんだけどピッタリでした。予備持ってないと安心できないオタクでよかった!穴あけられるくらい同じの持っててよかった!ブロマイドをラミネート加工して入れるのもアリかも。夢が広がりますね。
以上、自作システム手帳でした!
ちなみに所要時間ですが、途中ごはん食べたりしたから正確な時間はわからないけど3時間もかかってない気がする。
出来上がった手帳がかわいくてこれから育てて行くのが楽しみです。さて何に使おうって、そこからなんですけども。
次はトラベラーズノートをシステム手帳化するの巻をやれたらいいなと思っています。トラベラーズノート完全に肥やしになってるので…。